第13回崇徳学園同窓会関東支部総会開催の報告

幹事 小笠原 眞二(S35年卒)

 

平成12年7月8日(土)13:30〜19:00 本年もホテル機山館(重本康成

事務局S48年卒)に於いて開催された。

事前の準備として、7月27日(火)18:30〜20:30 幹事会が同所で行われ、

主催者一同の熱意が伝わったのか、前日から未明にかけての台風もピタリと治まり、

第1部の総会は室崎宏治副会長(S46年卒)の司会で黒川弘関東支部会長(S33年卒)

の挨拶に続き、奥田耕造同窓会会長(S40年卒)から来賓の挨拶を頂いた。

第2部講演では、テレビ及び各地での講演や各種執筆活動で極めてご多忙中の三菱総研

顧問・明海大学教授高橋乗宣氏(S33年卒)に(古典的資本主義(19世紀)・近代的

資本主義(20世紀を経て)「21世紀に向かう日本経済」と題して講演頂いた。

教授から見た当世学生気質、日本経済の今後10年間平均成長率の政府・三菱総研・経団連

各予測値と私見(1.5%)を述べられ、人口問題では世界人口は現在の60億から

2100年は100億となり食料不足となる。又日本の人口は2100年6700万人

(現在の1/2)に、将来7万人になる見方(日本未来学会)もある等、

極めてショッキングな貴重なお話を聞く事が出来た。(「日本経済物語」年末発刊に期待!)

更に今年も柳家福治師匠(S50年卒)によるテーブルを並べた臨時の高座での落語の

熱演にドッと笑いの渦となった。

第3部(司会 徳永篤正(S35年卒))の懇親会・抽選会では、遠路広島から駆けつけ

下さった沖本利夫校長に来賓祝辞を頂いた。沖本校長は本校の卒業生では有りませんが、

公立校での教育者の経験を生かして、中高一貫教育を通じて抜本的な崇徳学園の改革に

臨まんとする並々ならぬ決意を表明され、出席者一同から大きな期待の拍手があった。

出席者全員の自己紹介は、柳家福治師匠の司会でお酒の勢いも手伝って盛り上がり、

予定を30分も超過した。

恒例のビンゴゲームは、巨人・広島戦の切符等先輩諸氏のご寄贈に感謝。

最後は、全員で肩を組み久方振りに思い出して”校歌”を斉唱し、閉会の辞は関東支部

副会長加藤満丸氏(S15年卒)の戦争の体験による貴重な(ショッキング)なお話で

幕となった。

来年は更に若年層にももっと声をかけて、多数の参加者を期待しています。